足関節・足部障害の捉え方と運動療法 – 中宿伸哉先生
※2020年10月11日に実施されたセミナーの収録映像です
動画時間:2時間51分
レンタル期間:1週間
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セミナー内容
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【講義概要】
整形外科疾患に対する治療では、「拘縮」や「疼痛」に対してアプローチする機会が多いのではないでしょうか。拘縮は、単に硬いものを柔らかくする、可動域を広げるのではなく、その原因となる組織を同定し、的確なアプローチを行うことが、治療効果を大きく左右させます。関節周囲の様々な軟部組織を、その特性に合わせて評価し、その組織を狙った治療展開が必要です。また、疼痛に対する治療の第一歩は、その再現性を得ることです。まず圧痛を確認することが多いと思いますが、これもれっきとした疼痛の再現です。しかし、圧痛だけでは、どの組織が痛みを出しているのか分かりません。筋、腱、関節構成体、神経など、それぞれの組織に様々な方法で力学的負荷を加えることによって、疼痛が再現されてこそ、その組織に合わせた疼痛の回避方法が見つけられるのです。本講義では、それらの評価から徒手的介入方法まで提示致します。
【セミナー内容】
1.足関節部における拘縮・疼痛へのアプローチ
1)FHLへの治療:脛骨後面部での滑走、長母趾屈筋腱溝の滑走動態、距骨の後方移動との関係
2)背屈時における足関節後方部痛:脛骨神経の滑走動態に着目して
3)背屈時における距腿関節前方部痛(前のつまり感)をどう回避するか
pre talor fat padへのアプローチ、前方関節包外脂肪体の機能、前方関節包外脂肪体と前方関節包の関係、
前方関節包外脂肪体の治療、伸筋支帯と足底腱膜の関係、伸筋支帯へのアプローチ、
距骨下関節・ショパール関節・リスフラン関節の可動性との関係
2.足部内在筋への徒手的アプローチの可能性(踵部痛を題材に)
1)踵足底部痛の評価:足底腱膜炎、有痛性踵パッド、脛骨神経(内側踵骨枝)由来の疼痛、筋腱付着部障害
2)足底腱膜付着部周辺における足部内在筋への治療
短趾屈筋・母趾外転筋・小趾外転筋・足底方形筋の解剖、足底腱膜付着部近傍における足部内在筋の動態、
足底腱膜付着部近傍における足部内在筋へのアプローチ
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講師
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中宿伸哉先生
レンタル料金
¥8,800 (税込)
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