Pushersyndromeの評価,疫学,メカニズムそしてアプローチ – 阿部浩明先生
※2020年9月20日に実施されたオンラインセミナーの収録映像です
動画時間:2時間28分
レンタル期間:1週間
———————————-
セミナー内容
———————————-
Pusher sydrome(Pusher現象)は脳卒中後に出現する著しい姿勢定位障害の一つです。この現象は脳卒中全体の10〜15%程度に出現する事が明らかになっています。前額面上で麻痺側に身体軸が傾斜し、それを修正しようとする他者の介助に対して抵抗するように積極的に非麻痺側の上下肢で床や座面を押してしまう現象を指します。この現象は介助に抵抗してしまうため介助量は著しく増大し、結果的に座位や立位の保持さえ困難となるためリハビリテーションの進行を妨げてしまい、多くのセラピストは治療に難渋してしまうことでしょう。しかし、この現象をよく知ることによって、セラピストとして設定すべき具体的な治療目標が立案できたり、治療の方針が明確化できるようになると思います。この現象の特徴や定義、評価法、出現に関わるメカニズム、関連病巣、治療概念について紹介いたします。
【セミナー内容】
●前半 本現象の特徴や定義、評価方法、出現率や回復特性などの疫学について解説します。
●後半 本現象の出現メカニズム、関連病巣、治療概念について解説します。
【到達目標】
本現象を正しく説明でき、他の姿勢定位障害との鑑別が自信を持ってできるようになることを目指します。鑑別が正しければ治療プログラムは的を得たものになる事が期待できます。またメカニズムを考慮した具体的治療プログラムの選定を行えるようになることを目指します。
【参考資料】
高次脳機能障害に対する理学療法 文光堂
———————————-
講師
———————————-
阿部浩明 先生
レンタル料金
¥8,800 (税込)
関連商品
映像の全編、抜粋などにかかわらず、複製、販配、販売、また動画・音声投稿ウェブサイトなどインターネットへのアップロード、配信ができる状態にすること、ファイル共有ソフトなどを利用した違法なダウンロード行為は、すべて著作権法により固く禁じられております。 違法で流出また取得した場合、理由の如何を問わず著作権法第119条に基づき、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金、またはいずれかが課せられる刑事罰、及び損害賠償として民事責任に問われることがあります。 講師の先生方の知的財産である「スライド」「動画」「症例内容」「被験者によるデモ映像」は、弊社が保護しなければいけない大切な権利です。 これについてご理解いただけない場合や、万が一、遵守いただけず違反が発覚した場合には、それ以降のご視聴をお断りさせていただきます。 なお、悪質な利用が認められた場合には、弁護士指導のもと適切に対応に臨みます。